【後悔しない】大学と学部の選び方。将来を見越した選択のためには?

2018年6月8日学び

Canteen です。

大学を選ぶというのは高校生からすると、人生における大きな決断だと思います。

もちろん学力がある程度ないと選択肢の幅は狭まりますが、自分の偏差値と比べて同じくらいの偏差値の大学、学部なんてたくさんあります。

非常に悩ましいところですが、しっかり相談できる相手はいらっしゃいますでしょうか。

塾の先生は勉強は教えてくれますが、人によるものの大抵どの大学がいいかは偏差値しか見ていないです。というか、塾はあくまで勉強を教えるところでマンツーマンで進路のケアまでしてくれるところは少ないと思います。

学校の先生もいろいろ言ってきますが、学校の実績づくりを優先してとにかく偏差値高い大学を進めて来ることもあるようです。私の知り合いは医学部を受けようとしていたら、東大を受けろと学校側から言われたりしたこともあって将来のことに親身に相談してもらえるような感じではありませんでした。また、学校の先生は学校以外の社会人生活をしている方は稀なので、説得力を持って生徒の将来についてアドバイスできる人は少ないと思います。

いちばん身近な社会人であるご両親は年齢が大きく離れていることもあり、ひょっとしたら大学についてのアドバイスは現在の状況に合っていないかもしれません。

こんなふうに考えてみると、一番高校生の皆さんへ進路についてうまく相談に乗れるのは若い社会人じゃないでしょうか。社会の現実をある程度知りつつ、学生時代のこともまあまあ時間は経っていますが、より現実に即したアドバイスができると思います。

こんな感じなので悩める高校生の皆さんの少しでも助けになればということで、若手サラリーマンのCanteenによる受験後の人生を考えた上で後悔しない大学・学部選びをするためのポイントをご紹介していきます。

慶応大学の紅葉した銀杏並木
慶応大学の紅葉した銀杏並木

学部を選ぶ

大学を選ぶ前に学部を考えてみましょう。学部を選べば大学は自ずと絞られてきます。

医学部に行けるなら医学部へ

私立医学部の学費は高いですが、地方の国公立大学の医学部に入れるくらいの学力があるなら、医学部に行ったほうがいいです。

基本的には医学部を卒業してから臨床医以外の他の職業につくことはできても、他の学部から医者になることはできません。社会人になったあとで大学に通い直せば別ですが、時間もお金もかかりますし苦労が多いと思います。

社会人になるとわかりますが、地位ある人がみなからヨイショされ、地位のない人は小さなコミュニティの中であっても社内営業に精を出さざるを得ないのが現実です。当たり前ですが、会社員では上への印象の良い人ほど出世していきます。もちろん能力や実績も必要ですが、それだけで評価されることはまれです。

一方、医者は社会的地位からして、はじめからヨイショされる側です。もちろん医者同士では同様の出世を巡る競争はあるかもしれません。

起業するのであれば別ですが、ある意味、受験はある程度の社会的地位や収入面の安定を周囲に依存することなく純粋な個の力でそれらを勝ち取る最後のチャンスだと思います。もちろん、そうした周囲との関係づくりや人脈作りが得意な方はそうでもないですが、そういうのが得意でない方にとっては、これを逃す手はありません。

医者には体力的に辛い部分もあると思いますが、安定した収入と資格さえあれば全国どこでも勤務できること、さらに、精神的には周りからヨイショされ安泰であることを考えるとおすすめの職業です。もちろん患者さんの病を治すというやりがいもあります。

繰り返しになりますが、もし医者になることに抵抗があるとしても、医師免許を取ってからでも他の職業につくことはできます。むしろ、そうする人は少ないと思いますので、社会の中ではオンリーワンの存在になれます。そうした人にこそ価値があります。医学部に行けるなら医学部に行くことをぜひ真剣に考えてみてください。

大学卒業後に進む道を考えつつ学部を選ぶ

その他の学部を選ぶ場合は卒業後の進路を踏まえつつ、学部を選びましょう。

卒業後の道は大きく3つあると思います。

  1. 大学に残ってアカデミアの道を進む。
  2. 就職活動してサラリーマン
  3. 起業して自営業へ

それぞれを少し深掘してみます。

大学に残ってアカデミアの道を進む。

大学に残って研究の道に進みたいということでももちろんいいのですが、それはそれで大変な道なのである程度の覚悟は必要です。ただ、企業勤めを経験してみると大学の自由さは悪くはなかったなと思います。

大学に残る場合は博士課程(ドクター)まで進んで、その後教授に認められれば助教授や准教授への道が開けます。もしすんなり認められなければポスドクというものになって、期間限定で研究をやるような不安定な社会的地位になってしまうリスクがあります。アカデミアは自分の力量と運と社交性次第なので、そういうこともあります。

ただ、アカデミアから民間企業へ転身する道は決して閉ざされているわけではないので、しっかり専門性を磨けば様々な道が拓けてきます。何かに熱中してその道を極めた人には他の人にはない何百人何千人何万人に一人の人物になれるはずです。

就職活動をしてサラリーマンへ

これが大多数の人の進む道だと思います。ただ、専門性なり国家資格なりがなければなかなか厳しい世界です。当たり前ですが、誰でもできる職業になればなるほど給料は下がります。

もちろん希望の職種に就けばいいですが、仮に就いてみたとしても業務内容が想像していたものと違ったり、周囲と上手くやれず人間関係で悩んだりなんてことはサラリーマンに限らず誰でもどんな仕事でもよくあるわけです。耐えられる程度ならいいですが、耐えられず心を病む人もいます。

そんな時にもちろん業種によりますが、専門性の高さや国家資格なんかがあれば転職も比較的容易です。そうしたことを見越した上で、大学や学部を選びましょう。

起業して自営業へ

できることならこの『起業して自営業へ』がおすすめです。大学や学部選びうんぬん以前に大学4年間あるいは修士(マスター)までいくなら6年間とかなり自由な時間があります。起業のアイデアを温めて実現のめどを立てるには十分な時間かもしれません。

学生のうちに起業とまではいかなくても、ある程度安定した収入を得られるようになれば、仮にサラリーマンになったとしても、ここ最近政府や企業が推奨し始めたように副業収入を得ることができ、あわよくばそちらを本業にして後々独立することもできます。

また、そうした収入を勝ち取るまでの過程で得た経験や知識は何物にも変え難いです。

結果としてサラリーマンになったとしても、まずは自分の力でお金を作り出せないかチャレンジしてみるのが良いと思います。

こうやって書いてるCanteen自身こうしたことは学生時代に深く考えたことがなかったので、具体的なアドバイスは難しいですが、これまで出会った人の中でいたのは、学生の頃から投資で稼ぎまくってて、そのまま野村證券に就職してディラーやってる人ですかね。わかりやすいです。

また、こうやってブログを書くことでも収入を得ることができます。いかがわしいものではないですが、アフィリエイト収入ってやつです。広告収入もあります。

インターネットが普及した今ならではのECビジネスなんかもあります。非常に参入障壁が下がっています。

あるいは、高校生までの勉強経験を踏まえてアルバイトの塾講師や家庭教師ではなくて、個人契約での家庭教師や複数人相手の講師をうまいこと売り込んでやるっていうのも手かもしれません。

プログラミングやらweb関係の勉強を深めれば、webサービスでの起業も可能でしょう。

インターネットで調べればいろいろ出てくると思います。アイデアはあちこちに転がっていますので、実行することにこそ価値があります

自分が好きなことのできる学部に進むべき

話がそれてきましたが、なんとなくで学部を選ぶのは良くないです。誰かの受け売りですが、

誰でもできることじゃなくて、自分にしかできないことを追求していくことにこそ価値があります。

その追求のためには、自分自身が努力することを苦に思わないくらい好きなことに傾倒することが必要です。

学部選びの際には自分が何に興味があって何にのめり込めそうか、そういう基準で選ぶと良いと思います。

大学を選ぶ

学部が決まれば、自ずと偏差値、やりたいことのできそうなゼミや研究室がある、興味のある分野で有名な教授がいる、といった情報をもとにすればある程度は大学が絞られてくると思います。

そのため、学部さえ決まれば大学選びには特に迷われないかと思いますが、そういう観点以外からもう少し別の側面から大学選びについて少し考えてみます。

東京にある大学を選ぶ

地方出身者は、なんだかんだ東京に対して淡い幻想を抱いているかと思います。そのため、東京で暮らすということがどういうことなのかを早いうちに知るために、都内の大学に通うことをおすすめします。

将来東京で生活したいか、あるいは地元で暮らしたいか見定める絶好のチャンスです。東京は日本の中心だけあって人もモノも溢れていて、刺激がたくさんです。

また、就職活動をするにあたっても大抵面接なり説明会なりは東京であります。地方から東京に日帰りで就活するのは体力的にまあまあ大変です。就職活動に限らず、東京にいるほうが様々な情報をキャッチしやすいのは間違いないです。

逆に東京近辺に在住の人は決してど田舎に行く必要は全くありませんが、親元離れることも含めて、地方の大学に行くと新たな発見があると思います。

行かない大学は受験しない

よく滑り止めで行きたくない大学を受ける人がいますが、やめたほうがいいです。

滑り止めは受けたらいいですが、もし第一志望で落ちたら必ず行ってもいいと思える大学を選びましょう。

行きもしない大学を受けたり受験対策したりするのは、お金と時間の無駄です。大学はわんさかあるので、受験日程がかぶってて受けられないとかはもちろんありますが、受かったら通おうと思える大学を受けましょう

浪人はしない

大学選びと話はそれますが、余程のことがない限り浪人はやめたほうがいいと思います。親が医者で跡継がないとだから絶対医学部行くんだとかそういうことであれば事情は別かも知れませんが。

浪人にはお金がかかるのはもちろんですが、単純に時間がもったいないです。

十代の1年間はいろいろ大きく成長できるかけがえのない一年です。浪人に費やすのはもったいないです。1年間浪人に使うなら第二志望の大学行って、その1年で留学して語学や海外の価値観や考え方を身につけたほうが、その後の人生でどれだけ役に立つかわかりません

自分の手ひとつで金を稼ぐ方法を考える

大学は職業訓練所ではありません。あくまで勉学に励むことを前提として成り立っています。が、卒業後は否応なしに資本主義経済の中に放り込まれます。

にもかかわらず、小中高から大学に至るまで商売に関して学ぶ機会はほとんどありません

生きていく上で重要なお金の価値を知るのは卒業後かもしれませんが、できることならそれよりも前にその価値を知り、学生のうちにどうにかして、就職活動することなくお金を稼ぐ方法を身につけることが大切です。今はインターネットが普及していますので、様々な情報を意欲さえあれば誰でも平等にある程度は得られます。

大学生には時間だけはたっぷりあります。やる気と能力さえあれば起業も可能です。就職活動するにしても起業に向けて努力する経験はきっと無駄にはなりません。

大学や学部を選ぶ上で、目の前の偏差値うんぬん以前に何をやりたいのか、どうやって金を稼ぐのかを真剣に考えていくことが必要です。お金を稼ぐということは何となく後ろめたいように感じる人もいるかも知れませんが、金額にしてそれだけの価値を社会に提供できているとも考えることができます。

まとめ

以上、大学と学部の選び方や考え方のご紹介でした。これを機会に身近な社会人の若い親戚のおじさんやおばさんの話を聞いてみるのも良いと思います。

ただ、自分自身の将来ですので、その決定のすべての責任はあくまで自分にあることを忘れないでくださいね。また、大学がどうとかよりもその大学生の間に自分が何をするかということの方がより重要です。

大学や学部選びのためには、自分がのめり込めることをまず考えましょう。さらに、アルバイトなどを通して、早いうちから商売や大人相手の折衝の機会を持つことが卒業後の生活を考える上でよい経験になると思います。

高校生の皆様が将来を考える上で少しでもお役に立てれば幸いです。

こちらの記事でおすすめの参考書を紹介していますので、合わせてご覧ください。

2018年6月8日学び

Posted by Canteen