【徹底解説】超便利!食器洗い乾燥機のおすすめ機種!選び方と設置法も!
Canteenです。
食器洗い乾燥機を買いました。食後の満足感の後に待っている億劫な食器洗いの手間がなくなるなんて最高ですよね。また、毎日の食器洗いの時間がなくなれば、年単位で考えるとものすごい時間の節約にもなります。
食器洗い乾燥機はビルドイン型といって引き出しみたいな埋め込み型のものをイメージされる方が多いかもしれませんが、
- 置くだけで設置できる据置き型のタイプが数万円からで売られています。
- サイズも割とコンパクトで、流しのそばに横30cm✕奥行45cmくらいのスペースがあれば設置可能です(流しの上に台を置いて足場を作ってもOKです)。
- 水道の大掛かりな工事は不要で蛇口に分水栓を取り付けることさえできれば、問題ありません。
というような感じですので、食器洗い乾燥機の購入のハードルはだいぶ低くなっているのではないかと思います。
日本では多くの食器洗い乾燥機メーカーが撤退してしまい、信頼のPanasonicの独壇場となっています。そのため、食器洗い乾燥機にそんな多くの種類があるわけではありません。買うか買わないかの決断をすれば、食器洗い乾燥機選びに時間はかかりません。
設置可能スペースの制約やどれくらいの洗い物が出るかという家族構成によって機種は自ずと絞られてきます。
ちなみに我が家の場合、設置スペースの兼ね合いと、我が家は3人家族でそれほど多くの食器が出ないことから、Panasonicの食器洗い乾燥機『NP-TCM4』という機種を購入しました。
- 食器洗い乾燥機の選び方
- おすすめの食器洗い乾燥機
- 食器洗い乾燥機の設置の仕方(設置の方法や分岐水栓の取付け方)
をご紹介していきます。
食器洗い乾燥機の選び方
食器洗い乾燥機の種類
Panasonicからでている食器洗い乾燥機の種類には、下記の種類があります。それぞれAmazonの商品ページへのリンクを貼っています。
NP-TCB1というのもありますが、こちらには乾燥機能はありませんのでご紹介からは省きます。
設置スペース
設置スペースを調べると自ずと購入可能な食器洗い乾燥機は決まってきます。Panasonicの仕様一覧のページを見るとわかりますが、設置可能スペースは2種類しかありません。
設置の目安(幅×奥行×高さ):
約470×300×520 mm(プチ食洗) or 約550×350×650 mm
のいずれかです。まずはこのサイズを設置可能か調べましょう。あくまで上記は製品のサイズです。別途、設置する際にはトビラが開くためだけのスペースが必要です。
設置可能スペースの確認の前に、Panasonicのあなたのキッチンにもスッキリ設置をぜひご覧ください。設置足が中央寄りの内側にあって多少せり出してでも設置できる場合があります。
洗える食器の量と種類
洗える量は大きいサイズのもので40点、小さいサイズ(プチ食洗)のもので18点となっています。
例えば、子供を含めた2〜3人暮らしであれば18点もあれば、十分と思ってしまうかもしれませんが、実際はそうではないです。
小さいサイズ(プチ食洗)では、フライパン、まな板、包丁等を公式には洗うことができません。
これはかなり手痛いです。結局食器洗いの手間は微妙に残りつつってことになり、省時間も中途半端になってしまいます。Canteenは洗える値段との兼ね合いで、プチ食洗のNP-TCM4を購入したのですが、フライパンを入れられないことに気づいて、このことだけはほんとに失敗したと後悔してます。。。もう1サイズ上であれば、フライパンやまな板、包丁等も洗うことができたのですが。
ココまで書いといてなんですが、プチ食洗の機種でもアンオフィシャルなやり方(無理やり突っ込む)をすれば、フライパンは洗えそうです。プチ食洗でフライパンは洗える!?の動画をご覧ください。
蛇口への分水栓の設置
食器洗い乾燥機の設置で一番手間だと思われるのが、この蛇口への分岐水栓の設置です。こんなやつのことです。
分岐水栓の型番はPanasonic公式ページの分岐水栓ガイドから調べれば、すぐに出てきます。注意が必要なのは、分岐水栓は食器洗い乾燥機とは別売りということです。
設置方法については、水道の蛇口の型番と分岐水栓の型番をググれば、Youtubeに設置動画がありますので、そちらをご覧いただければ比較的簡単に設置できます。というか、見ないでやると難しいです。例えば、我が家の場合は下記の動画を見ながら設置しました。
分岐水栓の懸念点は価格が高いことです。新品で買うと1万円前後します。前に食洗機の購入を検討したときには、分岐水栓の価格の高さにビビって購入をやめてしまったことがありましたが、我慢できずに結局買うことにしました。分岐水栓はメルカリやヤフオク!なんかに出品されていることもありますので、中古でよければそちらのほうがお得です。
また、分岐水栓の設置にはモンキーレンチの購入が必要です。モンキーレンチは下記のようなやつです。1,000円以下で購入できます。手で回すので十分だと思っていたのですが、後でモンキーレンチを使って締め直すとまだ締める余地がかなりあったので、やはりモンキーレンチを使うことをおすすめします。よく締まってないと最悪水漏れが起きます。
我が家での食器洗い乾燥機の設置でトラブったのは分岐水栓の設置でした。動画の一番初めの六角レンチで六角ネジを取り外すところで、ネジが完全に馬鹿になった(完全になめた)ため、取り外しできなくなり、そのための工具も別途購入しました。。。辛い。そちらの格闘の様子は下記記事からご覧ください。ネジがなめて回らなくなった時の対策をまとめています。
我が家の蛇口はTKGG31Eという型で分岐水栓はCB-SSH8という型でした。参考までにCB-SSH8のAmazonでの価格をご紹介しておきます。かなり高いです。
なぜ食器洗い乾燥機は普及しないのか
下記のページにとてもわかり易く食器洗い乾燥機の良さが語られていますので、ご覧頂くと購入意欲が湧くと思います。ビールのグラスの泡立ちにも差が出てくるそうです。また、食器洗い乾燥機の日本での普及率は3割程度ですが、欧米では7〜8割の普及率で、日本が大きく出遅れていることがわかります。体感的には日本での普及率はもっと低そうな気もしますが。
ドイツ在住の知り合いからは「こんなに便利なのになぜ食器洗い乾燥機を買わないのか」とか、「食器洗いの時間なんて無駄」とかよく言われます。
日本で普及が進まない理由はいろいろ考察がされていますが、
- 食器洗い乾燥機のメーカーによるマーケティング不足
- 食器洗い乾燥機を使うことが贅沢だと思われている
- 食器洗い洗剤メーカーの宣伝により食器洗いは手でするものと刷り込まれてしまっている
- 食器洗い乾燥機の性能が手洗いよりも劣っていると信じ込んでいる
- 食器洗い乾燥機で節水できることを知らない
とか複数の原因が重なっているのかもしれません。
まとめ
以上、食器洗い乾燥機の選び方、設置の仕方でした。
プチ食洗では鍋や包丁がオフィシャでは洗えないことになっていることは把握できていなくて反省してます。衝動買いって怖いですね。
ただ、プチ食洗のNP-TCM4でも取っ手なしのフライパン使ったり、包丁もうまいこと固定したり工夫すると、アンオフィシャルな方法であれば洗えそうなのでとりあえずは、プチ食洗NP-TCM4で頑張ってみようと思います。やっぱり安かったですしね。
いずれにしても水道代そして食器洗いの時間を考慮すると、とてもお得な製品ですのでぜひ食器洗い乾燥機の購入を検討されてみてください。
皆様の皿洗いの負担が少しでも減り、より長く食後の有意義な時間を過ごすことができるようになれば幸いです。