インターネット回線の選び方!速度、エリア、工事、キャンペーンの注意点まとめ
Canteenです。
今までWIMAX2を家のインターネット回線にしていたのですが、2年縛りの契約期間が満了となり、ようやく違約金なしで解約できる解約月になりました。
もともと家の外でもインターネット接続できるWIMAXがいいなと思って契約していたのですが、実際のところ私の場合はWIMAXを屋外で使うタイミングはほとんどなかったです。ノマドワーカーみたいなことをしている方には必携アイテムなのかもしれませんが。
最近はネットで海外ドラマを何十話も見るような生活していたので、通信量無制限でかつ通信速度アップすることを期待して、インターネット光回線に乗り換えることにしました。
その結果わかったCanteen調べのインターネット光回線を選ぶ時のポイントをWiMAX2と比較しながらご紹介していきます。
サービス提供エリア
提供エリアになければ検討の余地がないので、まず各回線の費用等を調べる前に、自宅が提供エリア内かどうかを調べる必要があります。
また、提供エリア内であっても、ご自宅のマンション等が設備に対応していない場合もあります。各戸ごとの対応状況も以下からわかりますので、ご確認ください。
NURO光:光回線 サービス提供エリア拡大中 | NURO 光
auひかり:提供エリア検索 | インターネット回線 | KDDI株式会社
フレッツ光(東日本):住所選択|提供エリアの確認|NTT東日本フレッツ公式
フレッツ光(西日本):サービス提供エリア確認・お申し込み | フレッツ光公式 | NTT西日本
WIMAX2:サービスエリア | UQ mobile / UQ WiMAX
インターネット回線の速度
回線速度は、NURO光というソニーがやっている回線が一番速いみたいです。
NURO光 | フレッツ光 | auひかり | WIMAX2 | |
---|---|---|---|---|
最大速度 |
2Gbps
|
1Gbps
|
1Gbps
|
400Mbps
|
ただ、集合住宅ではなくて戸建ての場合、auひかりには、家庭内で導入できる最速と思われる最大10Gbpsや5Gbpsの回線速度であるauひかり ホーム10ギガ・5ギガもあります。
注意が必要なのは、WIMAX2の場合、使い放題のプランにしても3日間で10Gbyte以上使うと、1Mbpsへ通信速度に制限がかかることです。
そんなにインターネットは使わないという方であれば、電波の受信環境にもよりますが、WIMAX2がよいと思います。
WiMAX2はこの中では、一番月額費用を安く抑えられる上、引っ越しをしても住所変更のみで工事等不要ですし、屋外でも使用できるからです。
工事の要否
工事の回数
NURO光の場合、立会必須の訪問工事が2回(屋内工事⇒屋外工事)発生します。その他の光回線では1回のみです。
また、いずれの光回線でも工事日が土日祝日の場合には、工事費が3,000円程度うわ増しされます。
平日の対応が難しいお仕事をされている方には、NURO光の2回工事は面倒だと思います。また、都度工事の日程調整が入りますので、NURO光の導入には単純に時間がかかります。
工事の許可
いずれの光回線の工事の際にも、壁への貫通工事や外壁へのビス止めといった作業が発生する可能性があります。
賃貸住宅にお住まいの方は、大家さんに事前に工事の許可もとっておく必要があります。
私の場合、はじめはNURO光で検討していたのですが、工事が2回発生することと、大家さんからビス止め禁止と言われたことから断念しました。
工事の内容
私が問い合わせたNURO光のオペレーターさんによると、屋内工事当日に工事業者による直接の現場確認で工事内容が決まるまで、そもそも導入できるかわからないということでした。
ちなみに、オペレーターさんからは、私が申し込もうとしたキャンペーンの場合、屋外工事が終わる前までであれば、特にキャンセル料や工事費用は発生しない、ということでした。
工事の際、壁への貫通やビス止めが発生するかどうかは工事の当日にしか基本的にはわからないようでした。
フレッツ光でもあるオペレーターからはNURO光と同じようなわからないという回答でしたが、一方、Biglobeひかり(同じフレッツ光回線)のオペレーターさんからは、うちのマンションの場合、穴あけやビス止めは発生せず、屋外の分電盤みたいのいじるだけですよ、ってことを教えていただけたました。
問い合わせ先によって回答も変わるようなので、複数の業者のオペレーターさんに確認してみるのも手かもしれません。
インターネット回線の費用
インターネット回線費用や価格面の比較をする上で注意が必要なのは、
- キャッシュバックキャンペーンの詳細
- 工事費
- 無線LANルーター購入費用
の兼ね合いです。それぞれ具体的に確認していきましょう。
最安のインターネット回線は時期により変わる
各社ともキャッシュバックキャンペーンが行われているので、その時々によって最安の回線や業者も変わるようです。私はよく価格.comで最安を探しますが、インターネット回線については、各種ブログやキャンペーンサイトを覗いてみたほうが、真の最安にたどり着けるみたいです。
中でも下記サイトがインターネット回線の価格比較がとてもよくまとまっていたので、ご紹介しておきます。
キャッシュバックキャンペーンの注意点
契約期間満了後の解約で工事費の残債請求
キャッシュバックキャンペーンや工事費無料キャンペーンが各社行われていますが、キャンペーン利用時の契約期間は通常2年や3年程度です。
契約満了月以外は、解約手数料を取られてしまいますので、注意が必要です。
キャッシュバックの貰い損
よくあるのが契約の1年後にメールが来て、そこに振込口座連絡してみたいな、キャッシュバックを受け取り損ねてしまうパターンです。
メールを見逃すとアウトですし、そもそも連絡先が普段使いしないプロバイダのメールだったりもして不親切なパターンが多いです。
工事費
契約期間満了時にキャッシュバックキャンペーンの恩恵をうけるため、新規回線に乗り換えようとすると、工事費の残債の請求がくる場合があります。
というのも、キャンペーンで申し込むと工事費は大抵30ヵ月分割払いで、各月の分割払い費用が無料みたいになってます。
そのため、2年間の契約期間の場合、満了月に解約すると残りの未払いの6ヶ月分の工事費が無料キャンペーンの対象外になり、残債分を請求される場合があるようです。
無線LANルーターの費用
無線LANルーターは、NURO光の場合は強制レンタルで利用料金に込み、WiMAX2の場合不要ですが、他のフレッツ光やauひかりの場合は購入かレンタルが必要なので、その分の費用も実質増えます。
余談ですが、無線LANルーターの性能によっては、実際の回線速度よりも速度が落ちてしまうことがありますので、安いのを適当に選ぶのは良くないです。
無線LANルーター選びについては、こちらの記事も御覧ください。
また、煩雑な無線LANルーターのセットアップ手順もこちらの記事で簡単にご紹介しています。
まとめ
以上、自宅のインターネット回線の選び方でした。
キャリアのスマホや格安SIM、固定電話契約と組み合わせれば、費用を抑えられる場合もあるみたいです。奥が深いですね。というか、料金の簡単な比較ができず、ほんとややこしいです。
皆様の環境や条件にあった、インターネット回線選びの一助になれば幸いです。