iPad Pro、MacBook Pro、それともiMacを買うべきか迷われている方へ
Canteenです。
前から買いたい衝動に駆られていたのですが、ようやくiPad Pro 12.9インチを購入しました。2019年9月10日のAppleからの新製品発表の直前の購入でしたが、iPad Pro 12.9インチが依然としてフラグシップモデルのようです。
今使っているMacBookが購入してからすでに7年も経っているので、以前から
- MacBook Pro 13インチ
- iMac
- iPad Pro 12.9インチ
のうちどれを買うべきかどうかをよく迷っていました。
ここ最近は『Native Camp』で英語を勉強したり、Youtubeで『Hapa英会話』を見たり、Amazon Primeビデオで『SUITS』を見たり、ブログを書いたりしている一方で、妻は『Native Camp』やYoutubeで『バイリンガール英会話』を見たり、Amazonで『ビッグバン★セオリー』を見たりと、妻とパソコンの取り合いになってきたので、パソコンかタブレットを購入することにしました。
タブレット端末でも『Smart Keyboard Folio』などのアクセサリーを使えば、パソコンのように文字を打つことができます。タブレット端末とPCの境目がなくなりつつあり、MacBook Proを買うべきか、iPadを買うべきか悩ましいですよね。
そんなAppleファンのみなさまへ、スペックと価格の一覧を示して、さらに使用する場面を想像しながらおすすめのApple端末(MacBook, iPad, iMac)をご紹介していきます。

買うならハイスペックモデルとすべし
ハイスペックモデルは長く使える
iPadやMacBookなどを購入する場合には、もちろん価格が安いに越したことはありませんが、多少高額でもなるべくハイスペックモデルの購入をおすすめします。
ハイスペックモデルを買えば、今後新しいモデルが出たとしてもスペックで大きく劣ることはありませんので、使用できる期間は自ずと長くなり、そうすると次の購入までの期間も長くなりますので、結果的には節約になるかもしれません。
MacBook・iMac・iPadの容量はどれを選べばよいか
特にMacBook ProやiMacについては、Appleオンラインストアに行けば、細かなカスタマイズもできたりして、本当にたくさん種類があります。また、記憶容量(64GB、128GB、256GBなど)によって価格も変わってきます。
使い方にもちろんよりますが、Googleフォトのような無料でかつ無制限に写真をクラウドに保存できるサービスも普及しているので、大抵の人は最低容量で十分だとは思います。なので、下記では最低容量での価格を記載しています。容量が増えるだけで万単位で価格が上がります。。。
MacBook ProはMacBook Air並に軽い
MacBook Airは軽さが売りですが、13インチのMacBook Airの重量は1.25kgです。一方、MacBook Pro 13インチは1.35kgです。100gしか変わらないので、スペックを考慮するとMacBook Proの一択です。MacBook Airはおすすめしません。
MacBook Air 13インチのスペック値はMacBook Pro 13インチよりも当然低くApple Storeでの価格は2019年9月時点で11,9800円(税別)です。MacBook Pro 13インチは13,9800円です。重量差とスペック差を考えるとMacBook Proが2万円高いですが長く使えることを考えると圧倒的におすすめです。
MacBook Pro、iMac、iPad Proのスペックと価格の比較
というわけで、おすすめのハイスペックでかつ最低価格のMacBook Pro・iMac・iPad Proを中心にスペックと価格の一覧表をご確認ください。ただ、iMac Proは50万円以上してあまりに高すぎるので割愛します。
表中のAppleストア価格は、最低容量・2019年9月時点・税別の価格です。
結論から言うと、iPad Proのコスパがめちゃくちゃいいです。
| CPUスコア シングル | CPUスコア マルチ | Appleストア 価格 | |
| MacBook Pro (15-inch Mid 2019) Intel Core i9-9980HK @ 2.4 GHz (8 cores) | 1149 | 6948 | ¥324,800 |
| MacBook Pro (15-inch Mid 2019) Intel Core i9-9880HK @ 2.3 GHz (8 cores) | 1115 | 6463 | ¥302,800 |
| MacBook Pro (15-inch Mid 2019) Intel Core i7-9750H @ 2.6 GHz (6 cores) | 1022 | 4969 | ¥258,800 |
| MacBook Pro (13-inch Mid 2019) Intel Core i7-8569U @ 2.8 GHz (4 cores) | 1079 | 4122 | ¥231,800 |
| MacBook Pro (13-inch Mid 2019) Intel Core i5-8279U @ 2.4 GHz (4 cores) | 972 | 3985 | ¥198,800 |
| MacBook Pro (13-inch Mid 2019) Intel Core i7-8557U @ 1.7 GHz (4 cores) | 1042 | 3994 | ¥172,800 |
| MacBook Pro (13-inch Mid 2019) Intel Core i5-8257U @ 1.4 GHz (4 cores) | 946 | 3922 | ¥139,800 |
| iMac (27-inch Retina Early 2019) Intel Core i9-9900K @ 3.6 GHz (8 cores) | 1261 | 8336 | ¥297,800 |
| iMac (27-inch Retina Early 2019) Intel Core i5-9600K @ 3.7 GHz (6 cores) | 1157 | 5488 | ¥253,800 |
| iMac (27-inch Retina Early 2019) Intel Core i5-8600 @ 3.1 GHz (6 cores | 1086 | 5117 | ¥220,800 |
| iMac (27-inch Retina Early 2019) Intel Core i5-8500 @ 3.0 GHz (6 cores) | 1033 | 4883 | ¥198,800 |
| iMac (21.5-inch Retina Early 2019) Intel Core i7-8700 @ 3.2 GHz (6 cores) | 1186 | 6423 | ¥186,800 |
| iMac (21.5-inch Retina Early 2019) Intel Core i5-8500 @ 3.0 GHz (6 cores) | 1069 | 5101 | ¥164,800 |
| iMac (21.5-inch Retina Early 2019) Intel Core i3-8100 @ 3.6 GHz (4 cores) | 928 | 3446 | ¥142,800 |
| iPad Pro (12.9-inch 3rd Generation) Apple A12X Bionic @ 2.5 GHz | 1112 | 4602 | ¥128,800 (Wi-Fi+Celluar) ¥111,800 (Wi-Fi) |
| iPad Pro (11-inch) Apple A12X Bionic @ 2.5 GHz | 1110 | 4599 | ¥106,800 (Wi-Fi+Celluar) ¥89,800 (Wi-Fi) |
CPUとMetalについては、Geekbench5の2019年9月時点の値を引用しています。
CPUシングルコア:日常的な使用での処理能力
CPUマルチコア:マルチタスクなど負荷のかかる処理が必要とされるシーンでの処理能力の目安
をそれぞれ表しているそうです。
iPad Proは低価格には、かなりハイスペックであることがおわかりいただけるかと思います。iPad Proは安いものの、Gigazineで記事になっていましたがiPad Proのスペックの一部はMacBook Proすら超えています。
ただ、iPad Proをパソコンと同じように使用するためには別途、Apple公式のSmart Keyboard または、その他のキーボードの購入が必要であることにご留意ください。
よって、価格とスペックを考えると、MacBook Pro 13インチ または iPad Proがおすすめです。
ここからは、使用用途別におすすめの製品を見ていきます。
文字を打つならMacBook Pro
ブログを書いたり、小説を書いたり、大学の卒論を書いたりと文字を書く機会が多い人には、MacBook Proがおすすめです。
iPadでもSmart Keyboardやなどを利用すれば文字を打てますので、選択肢としてあるにはあります。ただ、文字を打つ用途においてiPadがMacBook Proにまさる点はないです。
この記事を実際に購入したiPad Proで書いてみたところ、文字入力に難はないものの、コピーアンドペーストやリンクの挿入といった文字入力以外の操作は正直やりづらいです。ページをめくったりするのにいちいち画面を触らないといけないのでやや時間がかかります。文章作成はトラックパッドがあるMacBook Proの方が圧倒的に早いです。
iPad Proに加えてSmart Keyboardを購入する場合、MacBook Pro 13インチの価格と同じか超えてくるので、それを考えるとMacBook ProのほうがiPad Proよりもお買い得かもしれません。
私が2012年に購入したMacBook Proの2019年時点でシングルスコア589、マルチスコア1286でしたが、最新モデルではシングルスコアは1000超え、マルチスコアは4000程度でスペックは大幅に向上しています。
文字を打たず動画見るだけならiPad Pro
特に文字を打つ必要がなく、動画を見るだけであればiPad Proがおすすめです。
基本的にはiPad ProのほうがMacBook Proよりも安いからです。さらにスペックも全く見劣りしません。
CanteenはiPad Proを購入することにしました。理由は単純にタブレット端末を一回使って見たかったという好奇心に負けたところも大きいです。私はたくさん文字を打ちますが、妻は動画を見るだけなので、妻にはiPad Proがより適しているように思います。
余談ですが、ホルダーを使いiPadを車中に設置すれば、チャイルドシートに載せた子供の気を紛らわしたりカーナビ代わりにするのに便利です。
また、面倒ですがお手持ちのiPhoneからテザリングするか、CellularモデルであればSIMカードを差し込めば屋外でも通信可能です。Wi-FiモデルではSIMカードが使えないことにご留意ください。
大画面を楽しみたいならiMac
iMacのよさは大画面にあるのではないでしょうか。大画面で複数のウィンドウを開いたり、動画を見たりしたい方にはiMacが選択肢になるでしょう。
ただ、MacBook Proのように動かしてダイニングテーブルの上など好きなところで使えないので、大画面にこだわりがない限りはMacBook Proのほうが個人的にはおすすめです。iMacは高いですしね。
通信費を抑えたいならスマホ代わりにiPad+Apple Watch
スマホを買い換えの時期が近いのであれば、通信費を抑えるために新しいスマホを買う代わりに、iPad+Apple Watchとする選択肢もあるかもしれません。
こうすることで、家の固定回線を解約して、iPadの通信費のみとしてスマホ兼パソコンのような使い方をすれば、通信費を大きく抑えることができます。
また、Apple Watchと組わせることで、電話やLINEの通知をタイムリーにApple Watch経由で受け取ることができますので、スマホとしての機能も十分に果たせると思います。
iPad ProとApple Watchであれば、パソコンとスマホの機能を兼ねたオールインワンで使えますね。
パソコンを一台も持っていないならiPad Pro+Smart Keyboard folio
家にパソコンもタブレット端末も元々ない場合には、iPad Pro+Smart Keyboard folioがおすすめです。
というのもiPad ProのほうがほとんどのMacBook Proよりも単純に安いですし、スペックも高いからです。
長い文章を打ったりとか複雑な作業をしない限りは、パソコンとして遜色なく使えます。
また、少なくとも12.9インチ用のSmart Keyboardのキーの間隔は、13インチのMacBook Proと同じ間隔のフルサイズキーボードです。独特の打鍵感なので好みはありますが、打ちにくいと感じることは比較的少ないと思います。
タブレット端末とラップトップPCの境目がなくなりつつある中で、価格の高いパソコンを買う必要はないかもしれません。
『iPad Pro、Macbook Pro、それともiMacを買うべきか』のまとめ
何を重視するかによって選び方が変わってきますね。結論としては、
- 長い文章を作成する場合→MacBook Pro
- 文字を打たず動画を見るだけ→iPad Pro
- 大画面を楽しみたい→iMac
- 通信費を押さえてスマホ代わり→iPad+Apple Watch
- パソコンを一台も持っていない→iPad Pro+Smart Keyboard folio
ということになります。
依然として、タブレット端末よりはLaptop型パソコンのほうが文字をたくさん打つ場合には有利だと思います。全てのMacBook Proに装備されているトラックパッドは非常に便利です。
ただ、iPad Proの利点も多いです。例えば、
- iPad Proのスペックの一部はMacBook Proを超えている
- iPad Proのほうが軽くて携帯しやすい(iPad Pro 12.9インチ 723g/MacBook Pro 13インチ 1.37kg)
- iPad ProではSimカードを使って屋外でモバイル通信ができる
といった利点がiPad Proにはあります。
iPad ProやMacBook Proの購入を検討されている方の一助になれば幸いです。













アメリカ・ニュージャージー州在住の会社員です。







