わかりやすいプレゼンや文書作成を学べるビジネス本4選!ロジカルシンキングとは?

2018年2月4日

Canteenです。

ビジネス書籍はたくさんあって何を読んだらいいのかわからないですよね。ただ、いろいろある中でも絶対読んだほうがよいのが、

  • ロジカルシンキング、ライティング、プレゼンテーション
  • 資料作りの基本

に関するビジネス本です。そうした書籍はいろいろありますが、中でも体系的にまとまっていてかつ、短時間でわかりやすく効率的に学べるものをCanteen調べの4冊を厳選しましたので、ご紹介していきます。

4冊をご紹介しますが、少なくとも1冊目のロジカルシンキングの本は本当におすすめです。どういう文章がより分かりやすいのかや、考え方が正しいかという決まった判断基準がなく、人それぞれでバラバラに見えるものがとても体系的にまとまっていて、仕事で何をやるにしても基本になると思います。

資料作りや説得力をもって説明するための指針となりますので、ぜひ下記の本をご一読されてみてください。

本を読む女性
本を読む女性

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル

この本は本当におすすめです。論理的に物事を説明したり、考えたりする上での基本的なテクニックがわかりやすく、かつ体系的によくまとまっています。

MECE(漏れなくダブり無く)の考え方、So What?/Why So?、それらをもとにした論理パターンの構造などなどが具体例も交えながら非常にわかりやすく、簡単にかつ納得感をもって読み進めていくことができます。

説得力をもって、物事を説明できるようになる、または相手の説明が説得力のあるものなのかどうかということを判断できるようになるといったことが期待されます。

話はそれますが、実際の会社の上司への説明なんかには、論理的な説明だけではなく、相手を尊重すること、周囲への根回し、普段からの相手との関係性など、論理性の他の要因のほうが効果的であったり、より影響したりすることのほうがほとんどではあります。上司が論理的に物事を判断する人ばかりではもちろんありません。

ただ、本書を読めば、大前提にあるわかりやすく論理的に物事を説明するという相手に何かを伝える上での基本的な部分については理解できるようになると思います。

ロジカル・ライティング

上述のロジカル・シンキングの書籍と同じ著者の本になります。

論理的に物事を書く技術に焦点をあて、記載されています。論理的な文章の構造になっていない場合、一見してどこに何が書いてあって、どういう文章構造になっているのかがわかりません。しばしばあるのが、MECEの関係性を意識せずに適当に章立てしているような文章です。非常にわかりづらいです。

そうした文章を作成することがないよう、ぜひ一読ください。

ロジカル・プレゼンテーション

本書では、MECE等の考え方を踏まえつつ、より実践的に場面別で論理的な説明の方法を学ぶことができます。

例えば、何事かを上司へ提案する場面、会議を設計し着地点を決める場面、紙、スライドなどの資料作成の場面といったような場面別に、具体的なテクニックが記載されています。

事例の中で出てくる上司とのやり取りなどは、社会人の方が読んでみるとよくあるなとか、自分も当てはまるなとかいったように、より当事者意識をもって読み進めていくことができると思います。

外資系投資銀行の資料作成ルール66

非常に実践的で有用な本です。社会人であればどんな方にも役立つと思います。表の形式やフォントサイズ、わかりやすいスライドなどが非常に具体的にまとまっています。

仕事現場では、他人に読んでもらう資料を作る機会が非常に多いですよね。そういうわけで、体裁の面でわかりやすい資料を作れるというのは基本的かつ必須な力です。

大学で学会発表や論文の図表作成の機会が豊富にあって、多くの資料レビューを受けた経験のある方ならまだしも、そうでない方がいきなり会社でわかりやすい資料をつくれと言われても、なかなかハードルが高いかもしれません。

そうした時に、本書に記載のルールに従えば、体裁面では非常にわかりやすい資料になると思います。上司に資料レビューを依頼することも多々あると思いますが、資料の校正に時間を割いてもらうのは時間がもったいないです。基本的な部分については、本書で学んでおきましょう。

まとめ

以上、ビジネス本のご紹介でした。よく本屋に行くと、エッセイ形式で脈絡のない具体例を交えたビジネス書のようなのがありますが、体系的にまとまっていないため、応用が効かなかったり納得感がなかったりするものが多くあります。

そういう、先人の知恵集みたいなのではなく、よく体系的にまとまっていると思ったものをご紹介しました。何が正解かわかりづらいビジネスシーンにおいて、紹介しました本が皆様の指針となりましたら、幸いです。

2018年2月4日

Posted by Canteen