アクセスアップ!WordPressで8つの超簡単SEO対策と4つのテクニック!
Canteenです。
SEO対策ってなんぞやって思っていたのですが、いろいろ調べてみるとただプラグインいれるだけだったり、知っていれば簡単にできるものも多数ありました。
そこで、ブログ初心者でも誰でも簡単にすぐできる8つのSEO対策をご紹介します。知ってるか知ってないかの差だけなので、どれもやろうと思えばすぐできます。
さらに、タイトルの付け方だなんだという、ある程度トライ・アンド・エラーやテクニックが必要と思われる4つのSEO対策もご紹介します。
ちなみに、ブログってどうやって始めればいいの?って方はこちらの記事もよければ合わせてご覧ください。
- 1. 簡単にすぐできる編
- 1.1. プラグインの入れ方(インストール&有効化の方法)
- 1.2. サイトマップを送信する(プラグインを入れるだけ)
- 1.3. Canonicalを設定する(プラグイン入れるだけ)
- 1.4. 画像ファイルを圧縮する(プラグイン入れるだけ)
- 1.5. 画像にタイトルと代替テキストとキャプションをつける(投稿時のルール)
- 1.6. URLから内容が読み取れるようにする(投稿時のルール)
- 1.7. GoogleのSearch ConsoleでCTRを下げている記事を特定し、no-indexにする(余計な記事を消す)
- 1.8. バックリンクを否認する(余計な外部リンクを消す)
- 1.9. 重複した URL を統合する(ダブったページを消す)
- 2. テクニックが必要編
- 3. まとめ
簡単にすぐできる編
プラグインの入れ方(インストール&有効化の方法)
ここからプラグインを入れるだけでできるアクセスアップのためのSEO対策をご説明していきますが、そもそもプラグインを入れるってどうやってやるのかという方向けに入れ方をご説明していきます。
プラグインはワードプレスの管理画面からインストールできます。
管理画面の左の列のプラグインにある『新規追加』タブをクリックして、追加したいプラグインの名称を右上の検索欄に入力して検索します。そして、『今すぐインストール』をクリックすればOKです。
ただ、プラグインはインストールするだけでは意味がありません。インストールした後に『インストール済みのプラグイン』の一覧からインストールしたプラグインの『有効化』ボタンをクリックして有効化する必要がありますので、ご注意ください。
サイトマップを送信する(プラグインを入れるだけ)
プラグインを入れるだけです。簡単です。
サイトマップとは、クロールというwebページのインデックス登録に必要なGoogleの作業を促進するアイテムです。ややこしいですが複雑なことを考える必要はありません。WordPressのプラグインで『Google XML Sitemaps』っていうのをインストールして有効化するだけです。特にデフォルトの設定のままでいじる項目もありません。
Canonicalを設定する(プラグイン入れるだけ)
Canonicalを設定するとどうなるのかというと、このページがオリジナルで正規のページですよ、と宣言することができるようになります。そうすることで、何らかの原因で重複ページができてしまっている時に、ユーザーからのアクセスやGoogleからの評価をCanonicalが付いているページに集約することができます。
Google公式からの説明は下記のリンク先にあります。
私が使っているLuxeritasというテーマでは、チェックボックスにポチ入れるだけで、これができるので超簡単です。Luxeritasおすすめです。
その他のWordPressのテーマの場合でも、『All in One SEO Pack』というプラグインを入れて、チェックボックスにポチすればOKです。
画像ファイルを圧縮する(プラグイン入れるだけ)
これは一番かんたんです。画像をいじる必要はありません。
『EWWW Image Optimizer』っていうプラグインをインストール&有効化するだけです。
もうだいぶ、画像投稿しちゃってるよって方も問題ありません。
プラグインを有効化したあと、メディア ⇒ 一括最適化のポチするだけでさかのぼって対応してくれます。
画像にタイトルと代替テキストとキャプションをつける(投稿時のルール)
画像投稿時には必ず『適切な英語タイトル』と『日本語の代替テキスト』、『日本語のキャプション』ってやつをつけましょう。
この画像投降時のルールは下記のようにGoogle公式が推奨しています。毎回の投稿の度につける癖をつけましょう。
具体的には何かというと、WordPressにアップロードする画像ファイルの名称に『image1.jpeg』みたいのではなくて、その画像の内容が読み取れるようなタイトルをつけましょうということです。
例えば、この記事の上にある画像だと『blogger-writing-article.jpeg』というタイトルをつけてます。
Google公式からは、以下のように推奨されています。
画像の詳細や参考となるファイル名を伝える
ファイル名は、Google で画像の題材を知る手掛かりとなります。画像の題材がわかるようなファイル名を付けるようにしてください。たとえば、my-new-black-kitten.jpg(「我が家の新しい黒い子猫」という意味のファイル名)は IMG00023.JPG よりずっとわかりやすい名前です。わかりやすいファイル名はユーザーにとっても便利です。画像が見つかったページに画像に適したテキストが見つからない場合、ファイル名が画像のスニペットとして検索結果で使用されます。
さらに、alt属性といわれる『代替テキスト』の項目に、その画像の説明を日本語で書きましょう、ということです。この代替テキストに記載した内容は、その画像が何らかの理由で表示されなかった際に代わりに表示されるテキストとなります。ここに書く画像の説明は、スペースで区切ること無く、形容詞等を使って一文で簡潔に記載します。例えば、上の画像だと『Macbookでブログの記事を書いている男性』みたいなかんじです。
Google公式からは、以下のように推奨されています。
優れた代替テキストを作成する
alt 属性は、画像ファイルのコンテンツを説明するために使用されます。この属性は、次のような理由から重要です。
- Google にとって代替テキストは、画像の題材についての有用な情報です。Google はこの情報を使用して、ユーザーのクエリに最適な画像を判断します。
- 視覚障害がある、スクリーン リーダーを使用する、接続速度が遅いなどの理由から、ウェブページの画像を見ることができないユーザーも多くいます。代替テキストはこのようなユーザーに重要な情報を提供できます。
適切ではない例: <img src="puppy.jpg" alt=""/>
適切な例: <img src="puppy.jpg" alt="子犬"/>
最適な例: <img src="puppy.jpg" alt="持ってこいをするダルメシアンの子犬">
次のような記述は避けてください。
<img src="puppy.jpg" alt="子犬 犬の赤ちゃん 小さな子犬 レトリーバー ラブラドール ウルフハウンド セッター ポインター ジャックラッセル テリヤ ドッグ フード ドッグフード 安い 子犬の餌"/>
最後に『キャプション』を書きます。
キャプションとは、上にある男性ブロガーの写真の下にうっすら書いてある画像の説明の文章です。
Google公式からは、以下のように推奨されています。
画像の内容を適切に記述する
ページ上の画像の周りにその内容(キャプション、画像のタイトルなど)を記述すると、画像の題材についての重要な情報が検索エンジンに伝わります。たとえば、自家栽培のトマトを紹介するページにシロクマの写真を載せると、polarbear.jpg の題材について、検索エンジンにわかりにくいメッセージを送ることになります。
可能な限り、画像のそばに適切なテキストを配置するようにしてください。また、わかりやすいタイトルやキャプションを画像に付けることもおすすめします。
URLから内容が読み取れるようにする(投稿時のルール)
これはよく言われていることですよね。何故かと言うと、Google先生が言ってるからです。
Google公式からは、以下のように推奨されています。
シンプルな URL 構造を維持する
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1 のような URL 自体は、ユーザーの関心を引くことはほとんどありません。
Googleは『コンテンツを分類します。』と書いていますが、カテゴリをURLに入れてしまうのはおすすめしません。
記事の分類やカテゴリ分けはブログが成長していくのに連れて、変えたくなるタイミングが必ずきます。そのため、URLにカテゴリが入っているとカテゴリ変更時にURLも変わってしまってめんどくさいことになります。
記事投稿時のURLをどのようにデフォルトで設定するかは、WordPressの『パーマリンク設定』にて決めることができます。パーマリンク設定を途中で変更するとこれまで投稿した記事すべてのURLが変更されてしまうため、ブログ開始時以降は実質変更できません。そのため、よく考えて設定されてください。
ちなみに、複数の単語をつなぎ合わせるときには、ハイフン『-』を用います。何故かと言うと、Google先生が推奨しているからです。
URL では区切り記号を使うと効果的です。http://www.example.com/green-dress.html という URL の方が、http://www.example.com/greendress.html という URL よりずっとわかりやすくなります。URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。
GoogleのSearch ConsoleでCTRを下げている記事を特定し、no-indexにする(余計な記事を消す)
これはかなり重要です。
記事の中に、ほとんどクリックされてないのによく検索されるキーワードを含む記事がある場合、あなたのホームページ全体のCTR(クリック数/検索結果への表示回数)が低くなっていることがあります。
全体のCTR平均と比較して、明らかに足を引っ張っている記事については、内容やタイトルを改善してみましょう。
改善の対応をした上で、数ヵ月が経っても一向にそのページのCTRが上向かない場合には、足を引っ張るページを一端、『no-index』化します。no-indexにすると、Googleの検索結果に一時的に表示されなくなります。この対応だけで、ドメイン全体の評価が上向く可能性があります。
どうして、表示回数が多いのにクリックされないかというと、非常によく検索されるキーワードについては、すでに非常に価値のあるwebサイトが乱立していて、そこに食い込んでいくことが非常に難しいためです。内容が良ければ、もちろん、時間が経てば上位にランクインすることもあるかと思いますが、なかなか難しいかもしれません。その時は、いったんは諦めてno-index化し、さらに内容を改善してかつ、ドメインパワーが上がった頃に再度トライされたほうがよいと思います。
バックリンクを否認する(余計な外部リンクを消す)
怪しい変なwebサイトからリンクがあると、リンクを受けたこちらのwebサイトのGoogle評価が下がる場合があります。リンクを受けたかどうかはSearch Consoleから分かります。
これもGoogle先生から推奨されています。
具体的な手順としては、まず可能であれば、先方に連絡して、リンクを削除してもらうように依頼します。しかし、それができる場合は非常に限られると思われます。連絡できないような場合には、Search Consoleを通じて、バックリンクの否認(変なwebサイトのURLをGoogleへ連絡)を行い、こちらのwebサイトの評価に影響しないようにしてもらいます。
重複した URL を統合する(ダブったページを消す)
上述のCanonicalを設定する、と似たような内容ではありますが、使用するドメインを1つに絞り込む、という作業になります。具体的には、『www』の有無や、『http』か『https』かによって同一のページが複数生じて、ユーザーのアクセス先やGoogleからの評価が分散しないようにするための対応です。
Google公式からは、以下のように推奨されています。
Googleからのアナウンスの抜粋です。
使用するドメインを設定するSearch Console を使って、サイトのドメインについて、どのバージョンのサイト URL を正規ページとして優先させるかを Google に伝えます。
https://www.example.com
https://example.com
使用するドメインを
https://example.com
に設定すると、Google では、www.example.com
上の類似した URL やページは、example.com
上のページの重複と見なされます。詳しくは、使用するドメインの設定についての記事をご覧ください。
具体的な手順としては、Search Consoleにアクセスして、ちょちょいと設定するだけなので、簡単です。www(ワールドワイドウェブ)ありとなしどっちがいいかというと、たぶんどっちでもいいです。一方で、httpとhttpsでは必ず、『https』を使用するドメインとして指定しましょう。
私は、短いURLの方が打つ手間も少ないし、覚えやすいしいいかなと思いまして、wwwは無しにしました。
テクニックが必要編
読まれるタイトルをつける
検索結果に表示されたとして、数ある検索結果の中からクリックされるには、興味を惹くタイトルである必要があります。また、Googleで表示されるタイトルの文字数は、パソコンとモバイルで異なりますが、30〜40文字程度と決まっていますので、それ以下で作らないと後ろの部分は表示されません。
短い文字数の中で、インパクトを与えてクリックされるタイトルをつけるのは、難しいです。よく言われるポイントは、
- 数字を使って具体的に示す。
- 検索キーワードを盛り込む。
- タイトルと記事の中身を一致させる。
とかですかね。ただ、正解はないので自分なりのやり方でクリックを誘う方法をトライ・アンド・エラーで身に付けていくと良いと思います。また、検索結果上位に表示される、人気記事のタイトルを参考にしてみるのも良いかもしれません。
Google公式からは、以下のように推奨されています。
ロングテールのキーワードをねらう
ビッグキーワードと呼ばれるめちゃくちゃ検索数の多いキーワードの上位検索結果には、マンモス記事がありますので、それらの記事を押しのけて、上位検索結果入りするのは至難の業です。というわけで、ビッグキーワード周りの関連キーワード(ロングテールキーワード)からコツコツ上位検索結果入りを目指しましょう、というのが最近言われてるみたいです。
じゃあ具体的にどうやんのってことですが、まだ私自身試行錯誤中なので何ともですが、実際に自分の記事を関連キーワードで検索してみるのが良いと思います。そうした時に、自分の記事より上位に表示される記事と自分の記事を比べてみて、負けてるところを補うっていうのがまあ、スタンダードな対策なのでしょうか。
もっと具体的に言うと、
- タイトルの惹きで負けてないか。
- 検索結果のメタディスクリプションが興味を惹く内容になっているか。
- 検索したキーワードに対する答えが記事に書いてあるか。
といったことでしょうか。『メタディスクリプション』というのは、検索結果下に表示される記事内容の要約みたいのです。2018年2月頃に変更があって、260文字程度まで表示されるようになったそうです。このメタディスクリプションは、予め各ページで指定しておくことが可能ですが、指定していてもGoogleの判断で検索キーワードに関連する部分の自動抜粋結果に変更されることもあります。
そうした時に、記事の中に検索されそうなキーワードがいい塩梅で入ってないと、Googleが自動抜粋する時に、変なとこから記事抜粋が作成されてしまいます。そうすると、検索者がメタディスクリプションからあなたの記事の内容を上手く読み取れず、結果クリック率が下がってしまうことがあります。
どういう風にメタディスクリプションがGoogleで自動生成されるかは、検索結果を見てみないとわからないので、繰り返しになりますが、ロングテールキーワードで自分の記事を検索してみましょう。メタディスクリプションの内容がおかしい場合には、記事の中の必要な箇所に検索キーワードを盛り込み、メタディスクリプションがわかりやすく表示されるように導きます。まあまあ手間ですね。要は、記事の中に検索されそうなキーワードを散りばめておくことが重要ということです。
Google公式からのメタディスクリプションの推奨内容は以下のとおりです。
共通のトピックを柱に記事を書く
よく雑記型よりも特化型のwebページのほうが、SEO的には有利と言われてます。理由はGoogleに聞かないとわかりません。ですが、普通に考えてみると、訪問者が何かの目的で検索してwebサイトにたどり着いた時、検索ワードに関連した他の記事があれば、興味を惹かれて、複数の他の記事にアクセスしたり、webサイトへの滞在時間が長くなったりしますよね。
そうしたことをGoogleが評価しているのかもしれません。
しかし、Googleが評価していようがしていまいが、関連記事が豊富にある方が、PV数を集めやすいのは間違いないです。そのため、例え雑記ブログであってもある程度はカテゴリ分けして、1つのカテゴリ内で複数記事を樹木の枝葉のように、結びつけながら記事を書いていくことが望ましいと思われます。人気の記事を大きな幹とするならば、それに関連した枝葉の記事を作成し、人気記事の中で枝葉記事を紹介しておけば、人気記事の訪問者を枝葉の関連ページへ誘導することができます。
ページの表示スピードを調べる
ページの表示スピードが早ければ早いほど、Googleユーザーの満足度が上がりますよね。Googleはユーザーを満足させるために検索表示順位をいじっているので、表示スピードが早い記事のほうがSEO的に有利です。
ページの表示速度を調べるには、『PageSpeed Insights』を活用ください。
こちらにURLを打ち込むと、スピードの評価とスピードアップのための方法を教えてくれます。しかし、この改善策の提案内容がなかなか対応が素人にはなかなか対応が難しいです。
基本は画像ファイルが大きすぎるとかなので、小さくすればよいです。しかし、その他にはプラグインが影響していたり、cssやらhtmlやらが長いだ圧縮しろだとかで、よくわかんないことになるやつも多々あります。できるとこからコツコツやって、わからないところはGoogleで調べて解決していきましょう。
まとめ
以上、WordPressのSEO対策のご紹介でした。
普段の記事作成の時から、気をつけておけば簡単に対策できるものもたくさんあったかと思います。これを溜め込んどいて、後でやろうとするとかなりの手間なので、早めに対応進めることが重要です。SEOとかいう略語使うから、何を指すのかわかりづらいですが、検索者の満足度を高めるようなwebページをつくっていきましょうってことです。
皆様のブログやwebサイト運営のお役に立てれば幸いです。
ブロガーの皆様のゴールと思われるブログで生計を立てる(ブログ飯)ことが実際可能なのか、金額積み上げて検証してみましたので、こちらの記事もご覧ください。