【めちゃ詳しい】アメリカ・ニュージャージー州の運転免許の取得方法!

2019年8月4日アメリカ

Canteenです。

アメリカのニュージャージー州で仕事をすることになりまして、いろいろ生活の立ち上げで苦労したのですが、最難関は運転免許の取得でした。

何がめんどくさいかというと、

  • 身分証明書等の書類が多いかつ何が必要なのかわかりにくい
  • 配偶者の立会いが場合によっては必要
  • 外国人にはSAVEによる移民情報の確認が必要であるが、その認証過程でトラブルが頻発する
  • 知識試験(筆記試験)が必要
  • 場合によっては、実技試験を要求されてしまう
  • 試験場のスタッフの態度が大抵悪い

さらに、ニュージャージー州では引っ越してきてから60日以内に運転免許を取得しなければならないことになっています。国際免許証を日本で取得していてもその有効期限にかかわらず、60日以内です。

知識試験の問題はまあまあ難しく、勉強しないと合格は難しいです。

すんなり取得できる方もいらっしゃるとは思いますが、私はトラブル続きで心が折れかけました。。。運転免許の取得でトラブった方はアメリカがどういう国かということを理解できると思います。

本記事では、

  • ニュージャージー州での運転免許取得の手順
  • ニュージャージー州の運転ルール
  • おすすめのMVC(Motor Vehicle Commission)
  • SAVEの認証でトラブった場合の対応方法

まで詳しくご紹介していきます。SAVEのせいで試験自体を受験できないようなトラブルは、ニュージャージー州に限ったことではないので、他州でトラブっている方もぜひ御覧ください。

特にSAVEでの移民情報の認証できない問題の対応方法については、どこの日本語のサイトよりも詳しくご紹介していきます。

アメリカの一方通行の標識
アメリカの一方通行の標識
目次

ニュージャージー州での運転免許の申請に必要な書類

運転免許証の申請には、下記の情報、書類が必要です。いずれの書類も英語で書かれている、または翻訳証明付きである必要があります

1) フルネーム(パスポート)
2) 現住所(賃貸契約書、自宅へ郵送された光熱費の領収書等)
3) SSN(Social Security number)カード(現物)
4) 6 Points of ID Verification
5) その他のUSへの存在を証明する書類

4) の6 Pointsというのは、「各証明書類に点数が割り振られていて、全部で6点分の証明書類が必要ですよ」、というやつです。

概要はこんな感じです。具体的に何が必要なのか、ご紹介していきます。

住宅証明の書類

少なくとも下記のいずれか1つが、6 Pointsとは別で必須です。

  • 自宅の賃貸契約書(申請者の名前が記載されていること)
  • 自宅の公共料金の領収書など

ここで私が実際にトラブルに合ったのはNorth BargainのMVCにおいて、おばちゃんから「電子署名の賃貸契約書は受け付けない」と言われたことです。最近電子署名の賃貸契約書が増えているらしいのです。ただ、電子署名であろうとなかろうと法的に有効なものにもかかわらず受け付けないというのは本当に横暴極まりないです。ただ、これは担当者によって判断が変わります。これでトラブった場合には、MVCを変えるか、日を改めると解決できます。アメリカらしいところです。紙の賃貸契約書の場合には、原本が必要です。

余談ですが、夫婦で渡米される場合には、賃貸契約を夫婦での共同名義にして二人ともサインすることをおすすめします。運転免許申請者の名前が契約書に記載されていないとProof of Addressとして有効ではありません。

何らかの理由でどうしても賃貸契約書が手に入らない場合には、公共料金の領収書、銀行からのバンクステートメント(日本の通帳に記載されるような入出金の記録が記載された書類で銀行に申請すれば郵送してもらえます)、クレジットカード関連の送付物、移民局からの郵送物などが有効なようですが、問題なのは入国してすぐにはこれらが手に入らないことです。公共料金の領収書なんて住み始めてから1ヶ月程度しないと手に入らないですよね。

解決方法の1つは、

  • 「SSC(Social Security Card)」を自宅に郵送してもらう

方法です。後にご紹介していきますが、ニュージャージー州の運転免許の取得にはソーシャルセキュリティーカードの原本と長期滞在する自宅が決まっていることが必須です。ソーシャルセキュリティーカードを早期に入手する方法として勤務先に郵送してもらう手段を取る方が多いかと思いますが、あえて長期物件が決まるのを待ってからソーシャルセキュリティーカードの申請をすることも選択肢の1つです。

このとき重要なのは、郵送されてきたソーシャルセキュリティーカードと住所記載の紙を切り離さないことです。切り離さないままにしておけば、住所証明として活用できます。

配偶者の仕事の都合で引っ越してきて、夫婦が別々に時期をずらして渡米される場合も多いかと思います。そうした場合には後から渡米する配偶者の分の住所証明には非常にソーシャルセキュリティーカードの自宅郵送が活用できます。非常に簡単に自宅証明できますので、ぜひ持参されてください。

SSN証明の書類

ソーシャルセキュリティーカードの現物が、6 Pointsとは別で必須です。そのため、ニュージャージー州での運転免許証の取得の律速になるのは、SSカードの入手になると思われます。

  • Social Security card(現物)

SSCの申請は、入国後2週間してからするようにとなっていますが、私の実績では入国後5日で申請できました。余談ですが、アメリカの行政の必要日数は基本的に実施に必要となる日数プラスで1週間多く見積もって提示されているそうです。法律で決まっているとかどうとか。

郵送されてくるには申請後、2週間程度かかるとのことですが、これもプラス1週間多く余裕を持って見積もられていますので、大抵申請して1週間後には郵送されてきます。

ちなみにソーシャルセキュリティーカードは受領したらカードに署名することをお忘れなく。私は日本語で署名しました。

6 Points of ID Verification

各書類に点数が割り振られていて、合計6ポイント分必要になります。

そのため、必要になる書類はいろいろ選択肢があるのですが、入国直後で一番入手しやすそうなもので6 Pointsを満たすことができるのは、下記だと思われます。合計で6点を満たせばよいですが、点数に関係なく、少なくとも1つのPrimaryと少なくとも1つのsecondaryの書類が必要です。

【Primary】

  • パスポートとI-94:4ポイント

I-94は入国証明書の役割を果たします。インターネット上で入手可能で、印刷して持参します。

【Secondary】

  • 国際免許証:4ポイント
  • Social Security card(現物またはSSNの証明書類):1ポイント
  • 本人名義のデビットカードまたはクレジットカード:1ポイント
  • Bank statement or record(恐らく銀行のキャッシュカードでよい):1ポイント

ちなみに、1ポイントの提出物については、3つ以上は使えません。また、デビットカードとキャッシュカードが一体になっている事が多いと思いますが、その一体型のカードを提出しても1ポイントのカウントですので、ご注意ください。

実地試験を免除するために必要な書類

具体的に、翻訳証明付きの翻訳が必要と思われる書類は、「日本の運転免許証」です。NYにある日本総領事館で申請の当日に入手可能です。NY総領事館のホームページに書かれていますが、発行手数料は2019年度現在、$19です。ちなみに、現金でお釣りなく支払う必要があります。

詳細はNY総領事館のホームページをご確認ください。

ただ、ネット上の口コミを見ると日本の免許を取得して間もなかったりすると、実地試験を要求されてしまう場合もあるようです。そうでない場合でも、MVCによっては実地試験を要求されることがあるらしいので、要求されてしまいそうになったらMVCを変更することをおすすめします。

駐妻、駐夫の方の場合

仕事の関係で、専業主婦または主夫として渡米されてきた場合には、日本総領事館で発行される英語の婚姻証明書が必要です。

日本総領事館での申請には戸籍謄本の原本が必要です。婚姻証明書は発行後3ヶ月以内でないとまずいらしいです。戸籍謄本の日付が婚姻証明書にも記載されますので、渡米前の戸籍謄本の入手の際には、なるべく最近のものを持参してください。

免許取得に必要な書類のまとめ

ダラダラ書いてきましたが、結果必要な書類は、

  • パスポート(主婦、主夫の場合は配偶者分も):4ポイント
  • I-94の印刷物(主婦、主夫の場合は配偶者分も)
  • 賃貸契約書 or 公共料金の領収書等の自宅への郵送物
  • ソーシャルセキュリティーカード(現物):1ポイント
  • 国際免許証:4ポイント
  • 日本の運転免許証
  • 日本総領事館発行の運転免許の翻訳証明
  • クレジットカード or デビットカード:1ポイント
  • キャッシュカード:1ポイント
  • 日本総領事館発行の婚姻証明書(主婦、主夫の場合)

となります。担当者によっては何を言われるかわからないので、手元にあるものはすべて持参することをおすすめします。

 

ニュージャージー州での運転免許証の申請におすすめのMVC

ニュージャージー州内の陸運局事務所(MVC:Motor Vehicle Commission、またはDMV:Department of Motor Vehicles)で運転免許を申請できます。

NY近くのハドソン川近辺にお住まいの方が多いと思いますので、それを前提としておすすめのMVCをご紹介していきます。おすすめのMVCは3ヶ所あります。

場所も重要ですが、さらに重要なのは訪問する時間帯です。平日午前が狙い目です。混雑していると待ち時間が長くなるだけではなく、トラブル発生時のMVC側の対応も雑になります。混んでいない時に行くことが重要です。

遅い時間に行き過ぎると問題なのは嘘か真か移民情報の認証に必要なSAVEシステムが遅い時間(4時半以降とか)になるとダウンしていることがあります。North BergenのMVCで実際に経験しました。ただ、遅い時間の免許申請を受け付けたくないから担当者が嘘を言っているのではと疑いたくなりますが、真実がどうであれ申請を受け付けてはもらえません。たまにSAVEシステムがダウンして外国人は申請自体受け付けられないことがあるということを頭の片隅においておくと良いと思います。

また、旦那さんが仕事でニュージャージー州へ出向してきていて、奥さんが運転免許証の申請をする場合には、旦那さんの立会、旦那さんのパスポート(ビザも)、旦那さんのI-94が必要となりますので、ご注意ください。

遠いが対応の良いOaklandのMVC

オークランドのMVC(Copper Tree Mall 350 Ramapo Valley Road,
Suite 24 Oakland, NJ 07436)は、Edgewaterなどからは車で1時間程度かかる比較的遠方のMVCではありますが、MVCスタッフの対応がよいことで有名だそうです。MVCは基本どこも感じ悪いです。嫌な思いをしたくなかったり、トラブルに直面したりした場合には選択肢になるかと思います。

ただ、私は行ったことはないです。

施設がきれいなLodiのMVC

LodiのMVCの土曜朝8時頃の様子。長い列が建物の後ろまで。。。
LodiのMVCの土曜朝8時頃の様子。長い列が建物の後ろまで。。。

ネット界隈ではLodiのMVCがおすすめらしいです。住所は「8 Mill Street, Lodi, NJ 07644」です。LodiにはいくつかMVCがありますので、ご注意ください。ここは日本人対応に慣れているらしいです。確かに、私が数回訪問した際にも確実に数名の日本人らしき申請者の方がいらっしゃいました。

MVCスタッフの対応は別に特段良いわけではないです。若い女の子は優しく親切です(私は当たりませんでしたが、ネット情報だとバーコードのおじさんも優しいらしいです)が、他の大多数のおばちゃんはめちゃ雑です。

車で行かれると思いますが、駐車場は道路から進んできて左手にあります。まっすぐ進むと実技試験の道路に入ってしまうのでご注意ください。駐車場の看板がないので分かりづらいです。。。私は間違えて突っ込みました。

土曜の朝なんかに行くと、MVCの建物の裏側にまで列が伸びています。ここは大規模なMVCのためそれでも思ったよりは早く列は解消されていきますが、それでも平日の午前や午後がおすすめです。平日の午前10時頃に行っても、割とサクサク進みます。それでも試験受けて発行が完了するまで3時間はかかりました。

施設が比較的新しい分だけ多少の安心感があります。駐車場の台数は十分あります。

自宅から近いNorth BergenのMVC

ノースバーゲンのMVCの平日朝の列。そこそこかかります。
ノースバーゲンのMVCの平日朝の列。そこそこかかります。

スタッフの感じは最悪に近いですが、場所だけはよいです。日本人が多く住んでいるEdgewaterからは最寄りなのではないでしょうか。とりあえず行くには良いと思います。遠方のMVCに行って6 pointの忘れ物をしたりすると面倒なので、受験できないことを覚悟の上、とりあえず必要書類の確認のためだけのつもりで行ってみると良いかもしれません。が、それなりに並びますし、態度が最悪で嫌な思いをすることは間違いないので、おすすめしません。おすすめのMVCとして紹介しておいてなんですが。。。

ここのIDチェックのおばちゃんから電子署名の賃貸契約書はProof of Adressとしては受け付けないとむちゃくちゃなことを私は言われました。担当者によるみたいです。Lodiには複数回行きましたが、一度もそんなことは言われませんでした。

North Bergenも駐車場は広いので、駐車に困ることはないと思われます。ここは、朝も夕方もまんべんなく混雑しているイメージです。

 

ニュージャージー州の運転免許の申請書類

申請書類は、MVCに行ったら入手できます。どうせ列で長いこと待たされますので、列で待ちながら書けば良いと思います。ボールペンと紙に文字を書くためのボードかなにかあれば便利です。

ボールペンを忘れたら、MVCのスタッフか、列に並んでいる他の人に貸してもらうようにお願いするとよいです。

申請書類は2種類あります。

  • Application for driver license
  • Application for driver examination permit
ニュージャージー州運転免許申請フォーム
ニュージャージー州運転免許申請フォーム

いずれも記載内容はほぼ同じです。身長と体重をフィート・インチ、ポンドで記載する必要がありますので、事前に調べておくとよいです。裏面も記載しましょう。IDチェック時に書類チェックもありますので、不足事項等あれば修正の指示がその場でありますので、そこまで心配しなくて良いです。臓器ドナーの意思表明や選挙登録関連の質問があります。

申請用紙の色はMVCによって違ったりしますので、色ではなくタイトルで識別するようにしてください。

 

申請、受験そして免許発行までの流れ(LodiのMVC)

どこのMVCでも大まかな流れは同じだと思われますが、私はLodiで受験したので、LodiのMVCでの申請〜受験〜免許発行までの流れをご紹介していきます。

Receptionまたは入り口の列に並ぶ

まず、MVCに行ったらReceptionで免許取得に来た旨を伝えます。すると申請書類(試験受ける用のPermitのapplicationと免許証申請用のapplication)を渡され、IDチェックの列に並ぶように指示されます。土曜の朝のように混んでいる時間帯には、建物の外まで列が並んでいます。私が行った日はReceptionにいるオフィサーが順番に一人ひとりに要件聞いて回ってくれて、列を整理してくれました。その時にオフィサーへ新規で免許申請に来た旨を伝えればRceptionに行かなくても、申請用紙を貰えるはずです。忘れずに2種類もらいましょう。特に机とかは列や外にはないので、厚手の紙とか下敷きとか立った状態でもかけるような工夫があるとよいです。ボールペンも忘れずに持っていきましょう。

IDチェック

IDチェックでは6ポイントを含めた確認が行われます。ここさえ突破できれば、後は簡単です。Lodiの場合、入って正面がReceptionです。左手に並んでいるのがIDチェックの列です。

多くの方がトラブルに見舞われるのが、このID確認です。当然ながら必要書類が不足しているとだめですし、I-94忘れたり、SSC現物を忘れたり、配偶者の同行がなかったりのミスが頻発します。

さらに深刻な問題になりうるのは、SAVEというシステムでの移民情報の認証作業のトラブルです。

これは別記事で記載しようと思いますが、SAVEで引っかかると、数日から数ヶ月は受験すらできなくなります。これは受験者側の力が及ばないところなので避けようがありませんが、免許申請時にSAVEがどうとか言われたらこちらの記事を参照ください。トラブルの原因は各個人で異なり、システムへの情報の反映に数日必要な場合であったり、I-94の情報に誤記載があったり、生年月日等のシステム上の入力漏れがあったり、出入国情報が抜けていたり、原因不明であったりいろいろです。

私の場合は原因不明で1ヵ月以上運転免許の申請すら受けつけてもらえませんでした。SAVE関連のトラブルについては下記の記事を参照ください。

IDチェックさえパスすれば、写真撮ったり視力検査したりして、知識試験(Knowlede test)に合格さえすれば、即日で運転免許を入手できます。

6ポイントを出す時には、忘れずに日本の運転免許証、国際免許証(もしあれば)と日本の運転免許証の翻訳証明も合わせて提出しましょう。実地試験を回避するために重要です。

椅子で待機

IDチェックをパスしたら提出した必要書類をまとめてオレンジの封筒に入れて番号札とともに渡されます。番号札に書かれた番号を呼ばれるまで正面から入って右側の椅子がたくさんあるところで待つように指示されます。Receptionにいるオフィサーが大声で番号を時たま数人分まとめて番号順に呼びますので、聞き逃さないようにしましょう。呼ばれたら、番号順にReceptionのオフィサーに番号札を確認してもらって、左奥の列(記憶が定かではないですがRed lineだった気がします)に並ぶように指示されます。

6ポイントの再確認、、写真撮影、受験費用の支払い

再度の6ポイントの確認があります。その後、写真撮影があります。なぜか、この時の写真とは別で、試験が終わった後にまた写真を撮られました。最初の撮影はなんだったのかという気持ちになります。写真撮った後に$10受験料の支払いを求められます。クレジットカードでの支払いも可能でした。

このとき、受験の許可証的な紙をもらいますが、この紙の内容に誤記がないか必ず確認してください。我が家では生年月日の誤記があったので、次の知識試験の会場のおばちゃんに申し出て手書きで要修正的なことを紙に書いてもらいました。

視力検査・知識試験の受験会場へ移動する

一旦建物の外に出て、視力検査・知識試験の受験会場へ移動するように指示されます。場所がややわかりにくいです。建物を出て、建物を背に右手に回り込むと勝手口みたいな入口があります。他の受験者の方も中に並んでいらっしゃると思います。

パスポートとI-94の再確認が行われ、その後視力検査があります。コンタクトレンズの人は申し出ます。

Knowledgeテストはパソコンで受けます。中に入ると再度ID確認を受けます。パソコンが20〜30台並んでいます。指示された席で受験しましょう。携帯の電源はOFFにしなければなりません。

受付のおばちゃんに日本語で受けるかどうか聞かれると思いますので、日本語で受ける旨を伝えましょう。

筆記試験の受け方

席についたら、タッチパネル式のパソコンで表示される指示に従い受験します。直感的に操作できるようになっていますので、そう難しくはありません。ただ、問題が難しいです。難易度的には、下記のテストと同じくらい難しいです。私の手応え的には30/50問は簡単もしくは多少の勉強で乗り切れると思います。しかし、残り20問はかなり難しいです。

前述の通り、わからない問題は容赦なくスキップしましょう。50問目まで進んだら、スキップした問題にもう一度戻りますので、再度回答しましょう。二週目でもスキップできます。

全問回答が終わったら、席を離れずに挙手をして受付のおばちゃんに伝えます。そうすると、呼ばれますので免許発行の条件やら有効期限やらが書かれた紙をもらえます。念のために記載されている名前や生年月日とかが間違ってないか確認したほうがよいです。

免許を発行してもらう

知識試験を受け終わったら、再度最初の建物に戻って免許を発行してもらいます。知識試験を受け終わったら元の建物に戻るように指示されます。はじめの正面の建物のGreen lineに並んだら、再びIDチェックと写真撮影があります。写真写りが気になる場合には、もう一度撮ってもらうこともできるみたいです。ここでは、運転免許の発行手数料$14.25を支払います。クレカでの支払いも可能です。

手続きが終われば、その場で印刷機のようなものから運転免許が発行され、受け取って終わりです。記載事項に誤りがないか確認しましょう。有効期限は特にパスポートなどの有効期限が2年を切っているようなことがなければ、入国から2年間ほど有効な運転免許証が発行されているはずです。

 

ニュージャージー州の免許取得に必要なテスト

実技試験を免除された場合には、

  • 視力検査
  • 知識試験(選択問題)

の検査とテストがあります。

視力検査

視力検査はアルファベットの読み上げです。1列分の文字か数字か(5文字くらい?だった気がします)をすべて読み上げるように指示されます。

知識テスト(筆記試験、Knowledge test)

知識検査は50問のテストから構成されています。40問正解すると合格です。1問回答するたびに、その回答が正解か不正解かどうかがすぐに分かります。

そのため、10問不正解した時点で不合格です。全問回答しなくても40問正解した時点で合格で終了となります。

受験時のポイントはわからない問題をSkipすることです。わからない問題があれば、容赦なくスキップしましょう。スキップした問題は、全問目を通した後に再度表示されますので、いずれは回答をしないといけないですがわからない問題を後回しにして確実に正解できる問題で40問正解すればよいのです。

知識テストは日本語でも受験可能です。日本語訳が下手くそで分かりづらい場合には、英語の表示も確認しつつ問題を読み進めていきましょう。少なくとも私が受験したLodiでは日本語で受けられました。

40問中30問まではほぼノーミスでしたが、そこから先の20問は自信がかなりないか、全く覚えていない内容だったので、かなりギリギリでの合格でした。3回試験を失敗すると6ヶ月間受験できなくなるらしいです。。。

消火栓から何フィート以内に停車してはいけないとか、未成年の人の運転の条件とか細かいところを結構聞かれます。飲酒運転の規定でウイスキー1オンス半が他のビールやワインでどの量に相当するかとか、車検はニュージャージー州へ引っ越して何ヶ月以内に受けないといけないとか、知らないことをいっぱい聞かれました。

全問回答すると、回答にかかった時間とか間違った問題数とか結果のまとめが表示されます。その後、終了ボタン押したら終わりです。終わったらその場で手を挙げて、受付のおばちゃんを呼びましょう。

知識テストに不合格になった場合

残念ながら不合格になった場合には、次の受験まで7日間空ける必要があります。7日毎に1回受験機会を与えられます。月曜に不合格になった場合に、次の月曜日に受験できるかはよくわからないです。火曜日に行ったほうが無難かもしれないです。

MVCのおばちゃんに確認したところ、再受験のためにMVCに次に行くときは直接試験会場へ向かいましょう。IDチェック等を初めから繰り返す必要はありません。

 

ニュージャージー州の運転ルール

ニュージャージー州の運転免許の筆記試験はローカル・ルールが多数あり、勉強しないと突破は難しいです。1夜漬けでも人によっては突破できるようですが、長くニュージャージー州で運転する以上は運転規則を把握しておく必要があると思います。

注意が必要なのは州によって運転ルールが異なることです。あくまで、ニュージャージー州のルールであることを忘れないでください。

日本の運転教本に当たるニュージャージー州のドライバーズマニュアルがめちゃんこ長いので、重要そうなところだけをかいつまんでご紹介していきます。

今回のピックアップ内容は、日本で運転免許証を取得済みで、ニュージャージー州へ引っ越して自家用車を運転しようとしている方を対象としています。すべての内容を記載しているわけではありません。日本とルールが違うところ、ややこしそうなところ、そして重要そうなところだけ抜粋しています。

私の誤認識で間違って記載している箇所もあるかもしれませんし、交通規則が変わっているかもしれません。記載の内容は、2019年時点のものです。以下のいかなる誤記載やそれによって引き起こされる事件や事故についても責任は負いかねます。あくまで、自己責任であることを念頭に参考までに御覧ください。必ず、ニュージャージー州のドライバーズマニュアルの原文も合わせてご確認ください。

運転免許証の概要

  • 運転中、有効な運転免許証(a valid driver license)、有効な保険(valid insurance)、自動車の登録証(vehicle registration cards)を携帯しなければならない。
  • 法的にニュージャージー州の居住者である運転者は、ニュージャージー州で運転免許の認可を受けなければならない。
  • 住所が変わったら、引っ越しから1週間以内にMVC(Motor Vehicle Commission)に報告しなければならない。
  • 名前が変わったら、2週間以内にMVCに報告しなければならない。
  • ニュージャージー州へ引っ越してきた、州外の有効な免許証を持っている運転者は、60日以内にニュージャージー州の運転免許証を申請しなければならない。
  • 18歳未満の申請者は、親または保護者による同意書への署名が必要。
  • 運転免許証にはいくつか種類がありますが、バスのような大型車ではなく普通車を運転する場合には、「Basic Automobile License」を取得が必要。有効期間は4年間になります。ただ、我々駐在者が入手できる運転免許は2年間の有効期限のようです。

携帯電話の使用

運転中のハンズフリーの携帯システムの使用はOKです。ただ、文章打ったり、携帯本体を使うのは禁止です。

シートベルトの着用

運転者だけではなく、すべての搭乗者がシートベルトを着用しなければなりません。運転者には、18歳未満の搭乗者へシートベルトを着用させる義務があります。

子供の乗車ルール

身長や体重、年齢に応じてチャイルドシートや乗車位置に制限があります。

57インチ(約145cm)より小さいこども:
法律で認められた適格な前向きのチャイルドシートに乗せなければなりません。
40ポンド(約18kg)未満の4歳未満の子供:
法律で認められた適格な後ろ向きまたは前向きのチャイルドシートに乗せなければなりません。
2歳未満の子供と体重が30ポンド(約14kg)未満の子供:
法律で認められた適格な後ろ向きのチャイルドシートに乗せなければなりません。

また、8歳未満の子供は後部座席に乗車させなければなりません

自動車のコンディション

  • 自動車は20mph(約32km)で25feet(約7.6m)で止まることができる必要があります。
  • 事故防止のため、運転前に自動車から雪と氷を除去する(違反金$25〜$75。もし、車から飛ばされた雪や氷で事故が起きた場合、最高で$1,500の罰金が課せられる)。

アイドリング

アイドリングは3分以下にすることが、ニュージャージー州の州法で求められています。これを破ると、$250〜$1000の罰金が課せられます。ただし、交通渋滞やドライブスルーなどは対象外となります。

ハンドルの持ち方

試験でよく出るっぽいです。通常は、ハンドルの右端と左端(3時と9時の位置)を握るべきとされています。

減速、右左折時の合図

右左折時には、100feet(約30m)手前から方向指示器を点滅させなければなりません。

駐車の方法

坂道での駐車時、下り坂の場合には縁石に向かってハンドルを切って停車する。上り坂の場合には縁石に向かって逆にハンドルを切って停車する。

縦列駐車時、縁石から約6inches(約15cm)の位置に停める。

遅すぎる運転

運転者は交通の流れに常に合わせていかなければならないとされています。路面や交通量が通常の状態である時に、遅すぎる運転で交通を妨げることは州法で禁止されています。

センターラインを越しての追い越し

  • センターラインが2本の実線:追い越し禁止です。
  • センターラインが1本の実線と1本の点線:点線が自分の運転するレーン側であれば、追い越し可能です。

Keep Rightの原則

日本と違い、アメリカでは右側運転です。通常運転の際には、レーンの右側によって運転します。複数車線がある場合には、基本的には右側のレーンを通行しなければなりません。

通行優先権

下記の車両には優先的に通行する権利があります。

  • 緊急車両(警察、消防、救急車両)
  • 電車(電車が踏切に差し掛かる時)
  • バス(バスが交通の流れに戻ろうとする時)
  • 郵便車両(郵便車両が交通の流れに戻ろうとする時)
  • 電動車椅子等(電動車いす等が横断歩道や道路を横断しようとしている時)
  • 交差点にすでにいる他の車両

横断歩道にいる歩行者

横断歩道に歩行者がいる時には、停車する必要があります。停車しなかった場合、最大で$500、25日間の拘留、社会奉仕、免許停止等になります。

日本では見かけませんが、横断歩道のある道路の真ん中に、止まれの標識があるところがしょっちゅうあります。そういう横断歩道は、特に要注意です。警察官が一般市民のふりをして横断歩道で待機していて、止まらなかった自動車を検挙する場合があります。

交差点の通行

  • 同時に車両が交差点に差し掛かった時には、右側側にいる車両が優先です。
  • すでに交差点に止まっている車両がある場合には、先に止まっている車両が優先です。

右左折

  • 右左折の100 feet(約30m)手前から方向指示器を点灯させなければなりません。
  • 赤信号であっても「No turn on Red sign」がない限り、赤信号であっても右折が可能です。その際には、完全に停車し、交通を確認の上、歩行者や通行車両に道を譲ってから右折しなければなりません。
    ※ただ、お隣のニューヨーク州ではマンハッタン周辺の5つの地区では赤信号での右折は禁止のようですので、ご注意ください。

線路横断

  • 列車が来る合図(赤信号が点滅している、ベルが鳴っている、ゲートが下がってきているなど)がある場合には、線路の少なくとも15 feet(約4m60cm)手前で止まらなければなりません。
  • バスや危険物を運搬する車両は線路で常に止まらなければなりません。

スクールバスのための停車

スクールバスが赤のRightを点滅させている時には、少なくとも25 feet手前で止まらなければなりません。レーンが線によってのみ区別されている、または私有道路である二車線や複数車線の道路では反対車線も停車しなければなりません。

冷凍デザート輸送トラック(アイスクリーム売ってるトラック)のための停車

冷凍デザート輸送トラックにいずれかの方向から近づいたり、追い越したりする時、トラックが赤のフラッシュライトを点滅させながら、ストップサインを表示している時、運転者は、

  • トラックの前後を横切る人に道を譲らなければなりません。
  • 子供に気をつけ停車に備えなければなりません。
  • 停車し、それから15mphを超えない速度でトラックを通過しなければなりません。

緊急車両のための停車

緊急車両のサイレンが鳴っている時や赤や青のライトが点滅している時には道を譲らなければなりません。道の右脇に寄せて緊急車両が通過するまで停車しなければなりません。その後、少なくとも緊急車両の300feet(約90m)後ろを走る必要があります。

車検

車検は2年ごとに受けなければなりません。ただし、新車の場合には5年間は免除されます。実際にどうやって受けるかは下記のNJのMVCの公式ページから確認できます。

その他

こんな感じで日本のようにいろいろルールがあります。

他にも、赤信号でも右折する際のルールやら、日本にないルールもありますので、勉強しないと合格は難しいです。次に紹介する模擬テストや先にご紹介しました、ニュージャージー州のドライバーズマニュアルを読みつつ勉強されてください。

 

模擬テスト

勉強や腕試しのためには、マニュアルを読んだり、ネット上にある無料の模擬テストを受験するのが良いと思います。いくつか良さそうな模擬テストが受けられるページをご紹介しておきます。

まとめ

とにかくめんどくさいです。アメリカへの移住で一番苦労するのは運転免許の取得だと思われます。ちなみにお隣のニューヨーク州では実技試験が必須らしいです。ここではニュージャージー州について記載しています。お引越しされた各州のルールに従って免許の申請をされてください。

私の場合は、SAVEでの移民情報の認証でトラブってしまい、結局はじめの申請から免許取得までに1ヶ月弱かかりました。移民局(USCIS Field Office)に行ったり、SAVEシステムに問い合わせたり、CBPに問い合わせたりさんざん苦労しました。SAVEがなんたらと言われた際のトラブルシューティングについてはこちらの記事にまとめていますので合わせてご覧ください。SAVEでの移民ステータスの認証は全米で共通のシステムっぽいので、他州でトラブっている方も同様に対応できるとは思います。

ニュージャージー州へ引っ越してこられる方の運転免許の申請の一助になりましたら幸いです。

2019年8月4日アメリカ

Posted by Canteen